4noggins: NORTHSTAR (4noggins ノーススター)
バルカンお試しおよび普段喫い用に最適か？
トルコおよびギリシャ産の最高級オリエンタル葉に高品質なヴァージニア葉をブレンド。数か月熟成させた後にキプロス産ラタキアを惜しみなく加えました。その結果、喫煙中を通じて変わらない香り高いブレンドとなりました。
（4noggins.com の説明文をさぼ亭主人が翻訳）
US$4.10/1oz 〜 US$43.04/16oz 也。（税・送料別）
「4noggins: SAMPLER – ENGLISH」に含まれていたブレンド。説明文には一言も「バルカン」とは書かれていませんが、若干軽めなものの、私が今まで喫った「バルカン」をうたっているブレンドに非常に近い味わいで「バルカンブレンド」と言っちゃっていいんじゃないかと思います。
いきなり結論を書いてしましましたが、味わいは「軽めのバルカンブレンド」です。ラタキアの比率が比較的高いように感じますが、ベースが軽めなのでムンムン来るようなこともあまり無いです。オリエンタルは、まぁ「そりゃそうだろ」って感じで効いてますけど、あえて語るような特徴は無いかな。ヴァージニアは序盤～中盤はあまり主張してきませんが、終盤になって味わいに慣れてくると持ち上がってきますね。
軽めなことに加え、バルクということで 1oz から買えるしお値段も控えめなため「バルカンブレンドは未経験だけど興味がある」方のお試し用にはかなり良いんじゃないでしょうか。これを味わってどんな印象だったかによって次に進む道をアドバイスするとしたら…
- 全然いけるので、もっと濃い方が！（王道バルカン路線）→「Hearth & Home Black House (ハース＆ホーム ブラックハウス)」、「DAN Tobacco BILL BAILEY’S BALKAN BLEND（ダンタバコ バルカンブレンド）」、「McClelland Balkan Blue (マクレーランド バルカンブルー)」、そしてもちろん（手に入ればの話ですが…）「J. F. Germain & Son Balkan Sobranie (バルカン ソブラニー)」
- もっと繊細な方が！（100年に一人の天才ブレンダーの技巧にひれ伏す路線）→「G. L. Pease Original Mixtures: Caravan （G.L.ピース キャラバン）」
- もっと甘い方が！（シリア産ラタキアに進む道を運命づけられた路線）→「McClelland Syrian Full Balkan (マクレーランド シリアン フル バルカン)」
- この程度の濃さでさらにバリエーションを知りたい！（「ほら、俺ってちょっと違うだろ？」路線）→「McClelland Balkan Beauty (マクレーランド バルカン ビューティー)」、「Gawith, Hoggarth & Co. Balkan Mixture（ガーウィズ・ホガース バルカン・ミクスチャー）」、「G. L. Pease Classic Collection: Kensington（G.L.ピース ケンシントン）」
…といった感じでしょうか。
個人的には、バルカンブレンドは常喫するには荷が重く、たまに味わう程度にしているのですが、このブレンドは程よく軽いので半常喫レベルでチビチビ喫うのも悪くないかなと思っています。