McClelland No.5105 STOVED VIRGINIA (マクレーランド 5105 ストーヴドヴァージニア)
“素”のストーヴドヴァージニア。
※バルクのためパッケージの写真、説明文なし
US$5.14/1oz 〜 US$53.70/16oz 也。(税・送料別)
開封すると若干の発酵臭が漂いますが、全体的に香りは弱め。黒光りした葉っぱは、「ひじき」っぽいと形容していた「Esoterica Tobacciana Blackpool(エソテリカ ブラックプール)」にそっくりです。ただ、味の方は違って、ブラックプールのような作り込まれた繊細さはありません。
着火すると「ああ…ストーヴドヴァージニアだわ!」と分かりやすいまろやかな甘みのストレートな味わい。5番違いの「McClelland No.5100 Red Cake (マクレーランド 5100 レッドケーキ)」と比較すると、5100 は香ばしさが強く、5105 はほんの少し酸味が強いかな。
バルク売り専用銘柄ということでブレンドの素材にすることを意図しているのかと思いますが、まさに“素”の味わいで、繊細さや面白さはありません。レビューとしても「素のストーヴドヴァージニアです。以上終了」としか言いようがないという…。同じバルク専用銘柄でも、素晴らしい香ばしさ故にかなり高評価だった 5100 と異なり、5105 は旨いっちゃ旨いんですけど、味わいに取りつく島がなくてつまらない。個人的には、5105 をまた買うならば、5100 をリピートだなぁと。
あと、5105 はやや過燃焼しやすいのか、「ながら喫煙」でラフに喫うと途端に味が落ちるような気がします。喫い終わってもボウルの底まで綺麗に灰にはならず、水分を含んだ葉っぱが底に残ることが多かったですね。かといって集中してじっくり味わうには単純すぎてつまらないんですよねー。
…というワケで、自家ブレンドをやらない私としては、当分リピートはないかなと。旨いんですけど他に面白みがあるブレンドがたくさんあるので。