Smokers’ Haven 20th Anniversary Mixture (スモーカーズヘヴン 20th アニバーサリー ミクスチャー)

実は個性派? ウィスキーが程好く効いたイングリッシュ・ミクスチャー。

Smokers’ Haven 20th Anniversary Mixture (スモーカーズヘヴン 20th アニバーサリー ミクスチャー)
Smokers’ Haven 20th Anniversary Mixture (スモーカーズヘヴン 20th アニバーサリー ミクスチャー)
添加物を忌み嫌う、天性の職人気質を持つ1960年代の煙草ブレンダーの手法が、”20th Anniversary Mixture”として形になりました。
添加物の無さ、芳醇さ、味と香りにおける比類なさは、パイプをリフレッシュし、覚醒させます。最も熟成したターキッシュ、最も香り高いラタキアを、厳選されたロングカットヴァージニアと丁寧にブレンドしました。あなたは”20th Anniversary Mixture”に魅了され、この素晴らしい香りは、あなたの友の間でも話題になるでしょう。
(パッケージの説明文をさぼ亭主人が翻訳)

US$13.5/2oz也。(税・送料別)

着火するとまず、ウィスキーの香りが漂ってきます。パッケージの説明文では触れられていませんが、ウィスキーで着香されているようですね。ウィスキー着香というと、以前このブログで「Mac Baren HH Highland Blend (マックバレン HH ハイランドブレンド)」を紹介して、個人的な評価はイマイチでした。HH ハイランドブレンドは「ウィスキージャブジャブぶっかけたんじゃないか?」と思われる程だったのに比べると、こちらのウィスキーの香りは控えめで、特にネガティブな印象はありません。あと、このブレンドではバーレーを使っていないというのも印象の違いの一因かも…。

序盤はこのウィスキーの香りと絡み合うようにヴァージニアが立ち上がってきて、何とも不思議な味わい。ラタキア(多分シリア産)がサポートとしてしっかり効いて、オリエンタルが隠し味といった感じでしょうか。

中盤になると、ウィスキーの香りを残したままヴァージニアの甘さが強まってきて、その分、味も濃くなり、全体的なタバコ感がアップします。依然としてメインはバージニア、サブがラタキアで、この辺がこのブレンドの一番美味しいところなのかと思います。この程度のウィスキーの香りだったら、お酒を飲めない自分でも美味しく味わえます。

終盤に差し掛かると、ウィスキーの香りは飛んでしまうのか、残っていながらも弱まってきて、隠し味的な存在だったオリエンタルが若干主張してきます。終盤のこの味も旨いです。ただ、「普通に旨いイングリッシュ・ミクスチャー」といった感じで、個性は弱まっちゃいますが、終盤で妙?な事されるよりは、無難にまとめて1ボウル終了という喫後感を残してくれるのはさすがですね。

最近、たまたまジャーマインスモーカーズヘヴンエソテリカのブレンドはジャーマイン製)とマクレーランドを喫う事が続いているのですが、ホントイギリスとアメリカで違うもんだナァと実感します。ジャーマインは一筋縄では行かない(笑)ところがあるけど、マクレーランドは単純明快。ブレンドの繊細さ/シンプルさに関係なく、ジャーマインのブレンドってちょっと陰湿で、喫っていて「待てよ待てよ待てよ? なんか隠してないか?」となります。どっちも旨くて大好きですけど。

全般を通して味の変化もあり、奇を衒い過ぎかと思いそうになると無難な一面も見せてくれる、実にテクニシャンで本当に旨いブレンドだと思います。「正統派のイングリッシュ・ミクスチャーが好きで基本ラインは守りたいけど、ちょっとだけ冒険してみたい」という方にはとてもお薦めです。


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