Samuel Gawith Chocolate Flake (サミュエル・ガーウィズ チョコレートフレーク)

甘くないチョコレートフレークは良い意味でなかなかの曲者。

Samuel Gawith Chocolate Flake (サミュエル・ガーウィズ チョコレートフレーク)
Samuel Gawith Chocolate Flake (サミュエル・ガーウィズ チョコレートフレーク)
(パッケージには説明文等の記載無し)

US$10.79/50g也。(税・送料別)

Samuel Gawith を色々まとめ買いした時に一緒に買ったブレンド。その時買った大半がまだ未開封なのですが、チョコレート系は「Mac Baren HONEY & CHOCOLATE(マックバレン ハニー&チョコレート)」以来ずいぶんご無沙汰なので開けてみました。

開封時は微かにチョコレートの香りがしますが、全体的に香り弱め。Samuel Gawith お約束の、かなり湿った状態なのでパイプに詰める前に乾かす必要があります。

Samuel Gawith という頑固なブランドである事と開封時の香りから、普通に売っているチョコレートのように甘くは無いだろうという事は着火前から想像がつきましたが、いざ着火してみると、やはり想像通りでした。マックバレンのハニー&チョコレートもビターでしたが、コチラはさらに輪をかけてビターです。チョコレートフレークというより、カカオフレークと名付けた方が良かったような…。

マックバレンのハニー&チョコレートの甘さについては、以前ご紹介したように

「ハニー&チョコレートのハニーは?」というと、ビターになりすぎないためのアシスト役として味のベースを支えている感じです。「単なる甘いチョコレート味」にせずに、チョコレートはビターにして、ベースの甘みにハニーを持ってきたのはブレンドの妙と言えるでしょう。

という事で、ハニーが甘さを担当していました。一方コチラはなかなかの曲者で、後述のように「甘さ源は○○」などと簡単には言い切れません。

序盤はカカオフレーバーがモワーッと来ます。結構インパクトが強いのでビターさばかりに気が向いてしまいがちですが、慣れてくると、意外とヴァージニアが効いていることに気付きます。しかも「ビターな中にヴァージニアの甘さ」というのではなくて、ビターな「相」とヴァージニアの「相」がある感じで、どちらに神経を向けるかで「ビター」にも「スイート」にも味が変わるという、何とも不思議なブレンドです。

ビター脳になったままだと、中盤以降もあまり味が変わらず「良い感じでビターで悪くないね」で終わってしまいます…これはこれで旨いですけど。

一方のスイート脳になると、これがなかなか面白い。徐々にラタキアの風味が立ち上がってきますが、そもそもの含有量が少ないのか、極端にラタキアが強くなる事はありません。あくまでヴァージニアがメインですね。そして、終盤に差し掛かってくるにつれ、スイート脳の領域にもビターさが流れ込んでくる感じで、ヴァージニアとカカオに少々のラタキアという繊細な味わいになります。

あと、このブレンドを喫っていると、なぜか妙にマッタリするんですよね。ネットで調べてみたら

カカオに含まれるカフェインの一種テオブロミンには、むしろ神経を鎮静する効果や精神をリラックスさせ、ストレスを軽減する効果があることが分かっています。

とのこと。タバコの形で吸入した場合、実際に鎮静効果があるかはわかりません。もちろん、ニコチンにも鎮静効果(と覚醒効果)があるようなので、そちらが原因かもしれませんが、他のブレンドとはちょっと違う感覚だし、カカオが原因だったら面白いかも。

というワケで、良い意味でかなり曲者で、面白いブレンドです。キワモノとも言えますが(笑)、パイプ喫煙ならではの面白さが味わえるブレンドでもあるので、興味のある方、カカオ好きの方は一度は試してみても良いのではないでしょうか。


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