McClelland CPCC Samovar (マクレーランド サモワール)

ロシアンティーのジャム役をシリア産ラタキアに担わせた? マニアックな逸品。

McClelland CPCC Samovar (マクレーランド サモワール)
McClelland CPCC Samovar (マクレーランド サモワール)
エキゾチックなシリア産ラタキアの芳香を持つダーク・フルオリエンタルミクスチャは温かみがあり、リッチなロシアンティーのように心を落ち着けてくれます。
(パッケージの説明文をさぼ亭主人が翻訳)

US$10.95/50g也。(税・送料別)

レビューしたパッケージのロット番号:122 16

“CPCC” は”Chicagoland Pipe Collectors’ Club”の略、”Samovar”(サモワール)とは、ロシアのお茶用湯沸かしとのことです。パッケージの絵でテーブルの上にあるマシンがサモワールかと。

序盤からいきなりオリエンタルとラタキアが強め(どちらかというとオリエンタルがより強め)に立ち上がってきて「あ、バルカンブレンドなのね!」という第一印象。開封してからしばらくはラフに喫煙する機会がたまたま多く「やっぱり普通にバルカンブレンドだよね。どこがロシアンティーなんだろう?」という思いが拭えませんでした。

…とはいえ「サモワール」と名付けている程だし、ロシアンティー的なものがあるはずと喫煙に意識を集中してみると、ラフに喫煙しているとオリエンタルのインパクトの陰に隠れてしまいがちなシリア産ラタキアのトロリとした甘みに意識がっ! そもそもロシアンティーとは、ジャムを入れたり舐めながら飲む紅茶なので、ジャム役をシリア産ラタキアに、紅茶役をオリエンタルに担当させていたということで合点がいきました。そこまでたどり着いてこのブレンドならではの味わいを意識できるようになると、他には替えがたい面白いブレンドになります。「ロシアンティーを前面に押し出したいならばもう少しオリエンタルを弱めにしては?」という考えも浮かびましたが、多分そうするとシリア産ラタキアの甘ったるさが強くなりすぎて、まさにジャムだけをなめているようになってしまうため、あえてこうしているのであろうという結論に落ち着きました。また、シリア産ラタキアがキーになるブレンドだけに、もっと大々的にシリア産ラタキアをうたってもよさそうなものですが、そこはマクレーランドの余裕でしょうか。

しかしこれはマニアックなブレンドですね(笑)。甘めのバルカンブレンドとして味わっても楽しめますが、どうせこいつを開けるのであればシリア産ラタキアを意識して、ロシアンティー感を味わった方が数段うまく感じます。まさに私がそうだったのですが「最近ちょっとラタキアに食傷気味」というパイプスモーカーの方にはぜひ試していただきたいブレンドです。個人的には即リピートというほどではないにしろ、しばらくすると突然味わいたくなるブレンドになるかな。



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