パイプパイプ煙草

J. F. Germain & Son King Charles Smoking Mixture (ジャーマイン キングチャールズ スモーキング ミクスチャー)

しっかり、濃い味。コッテリ、濃厚。

J. F. Germain & Son King Charles Smoking Mixture (ジャーマイン キングチャールズ スモーキング ミクスチャー)
J. F. Germain & Son King Charles Smoking Mixture (ジャーマイン キングチャールズ スモーキング ミクスチャー)
(パッケージの説明文無し)

US$9.25/50g也。(税・送料別)

ラタキア、オリエンタル、ヴァージニアのみで香料無しのイングリッシュミクスチャ。

パッケージの偉そうなオッサンは、”J. F. Germain”があるジャージー島に縁があるチャールズ2世だそうです。そしてこのブレンドは、香料に頼らずに煙草本来の旨さを極限まで突き詰めた、まさにパイプタバコの王者とも言える素晴らしいものです。

葉っぱはかなり細かくカットされていて、何も考えずにそのままパイプに詰めれば、火点き、火保ちは全く問題無し。

序盤からラタキアのコッテリとした甘みがガッツンガッツン来て、アシストにはシッカリとオリエンタルが効いて旨さ全開です。しかしこの味の濃厚さはホント素晴らしいですね。完熟したドリアンとかマンゴーのような、南国の強烈な太陽をタップリ浴びて育った濃厚系のトロピカルフルーツのような旨さです。あ…念のために書いておくと、フルーツのフレーバーを使っているワケではないので、味や香りの方向性は全然違いますよ。あくまで「濃厚な旨さ」という切り口で匹敵するのが完熟ドリアンやマンゴーという意味です。

中盤になると、濃厚さに加えて若干の爽やかさが効いてきます。ただ「味が変わる」という程ではなく、あくまでも序盤の濃厚な甘さを引き継いでいます。まぁ最初からこれだけ旨いと、途中で変わってほしくないですけどね。

これだけ濃厚系で味があまり変わらないと中盤以降飽きそうなものなのですが、このブレンドに関しては心配ご無用。確かに2ボウル3ボウル続けて喫えば飽きるかもしれません。味が濃厚でもニコチンはあまり強くないし、1ボウルならばまさに「パイプスモーカーだけが味わう事ができる至福の時」が持続します。

私の持っているパイプで一番味がコッテリするのは「GBD VIRGIN 2515 Billiard」なのですが、このブレンドに関しては、どのパイプで喫ってもコッテリ旨い。「弘法筆を選ばず」というやつでしょうか?

いや〜これは大当たりでした。ラタキア、オリエンタル、ヴァージニアのブレンドでは今までやった中で一番旨いかも…。ストック分を即仕入れたいのですが、なかなか在庫が見つかりません。比較的入手困難なブレンドかも? 今度見つけたら買えるだけ買っちゃいたい気分です。バルクか 8oz パックも出してくれないかしら…。ラタキアが苦手じゃなくて、濃い味のブレンドが好きならば絶対に試すべきです!


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