パイプパイプ煙草

McClelland Personal Reserve: St. James Woods (マクレーランド セントジェームズウッズ)

マッタリペリクでイージーに旨い。

McClelland St. James Woods (マクレーランド セントジェームズウッズ)
McClelland St. James Woods (マクレーランド セントジェームズウッズ)
熟成されたレッドヴァージニアとストーブドヴァージニアを、最高のルイジアナペリクと一緒にプレスした、洗練されたブロークンフレーク。ペリクの自然な甘さが心をつかみます。
(パッケージの説明文をさぼ亭主人が翻訳)

US$15.29/100g也。(税・送料別)

開封時からマクレーランドお約束のケチャップ臭に混ざってペリクの酸味が漂い、俄然期待が高まります。ブロークンフレークなのでそのままパイプに突っ込んで着火すればOKですが、気持ち緩めに詰めた方が快適に、おいしく味わえるようです。

着火すると口の中にペリクの甘みがトローッと広がります。「Esoterica Tobacciana Dorchester (エソテリカ ドーチェスター)」のインパクト「ヤクルト感」を薄めた感じで似た味なので、このブレンドも微かにプラム着香してあるのかも。このトロリとした甘みがこのブレンドのキモですね。このキモの部分を贅沢に味わうために、このブレンドを味わう時はエアフローの良いパイプで喫うのをお薦めします。エアフローが渋いパイプだと「なんかパッとしないな…」で終わっちゃうカモ!?

中盤以降も序盤の味が持続し、全般を通じて味の変化は少ない方です。ドーチェスターが序盤にインパクトを形作っているのに対して、こちらは平坦に割り振った感じ。ヴァージニアは全般を通じて味わえますが、かなり熟成されているのか、丸みのあるヴァージニア感が持続して、良く言えばペリクとの親和性バッチリ、悪く言えばマッタリし過ぎで平坦。

以前紹介した、同じマクレーランドのヴァージニア+ペリク「McClelland Collector Series: PCCA Beacon (マクレーランド ビーコン)」と比べると、マッタリ感/イージーに味わいたいならばセントジェームズウッズ、爽快感/繊細さも欲しいのならばビーコンですね。マクレーランドはやたらとブレンドの数が多いですけど、こういう風にキッチリと違いを出しているのでドンドン手を広げたくなりますね!

余談ですが、ビーコンが50g 缶のみなのに対して、こちらは100g 缶と50g 缶が販売されています。こういう、イージーでスパスパ味わえるブレンドにはあえて100g 缶も用意しているのでしょうか? 考え過ぎかな?

…と、今まで当ブログで紹介したブレンドの中ではドーチェスターに方向性が近いですね。入手困難なドーチェスターと違い手に入りやすいので「ドーチェスターに興味があるけど買えない…」という方はまずはこちらから試してみてはいかがでしょう。これがお気に召せば頑張ってドーチェスターを手に入れるべきですし、お気に召さない場合はドーチェスターはスルーで良いかと。個人的には、どちらも常にストックしておきたいお気に入りブレンドです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です