パイプパイプ煙草

Rattray’s DARK FRAGRANT(ラットレー ダークフレグラント)

ブラックキャベンディッシュ主体のラットレー。

Rattray's DARK FRAGRANT(ラットレー ダークフレグラント)
Rattray’s DARK FRAGRANT(ラットレー ダークフレグラント)
ヴァージニア主体のブレンド。ヴァージニアの熟成したコクの ある甘さを楽しむミックスチャー。ラタキアを極少量加えてい る微妙さは、ラットレーの得意とするところ。(柘製作所のカタログより)

$16.99/100g也。(税・送料等含まず)

葉っぱは一様に真っ黒でかなりウェット。開封時の香りはいきなり「ああ、ラットレーだ」という感じですね。

火つきがやや悪いですが、一度ついてしまえば安定しています。お味の方はマイルドで上品なイメージですね。味から受ける印象では、ブラックキャベンディッシュの甘さ7〜8割、ペリクの乳酸菌っぽさ1〜2割といったところでしょうか。なお、ペリクの味は終盤に向けて徐々に弱まっていくように感じられました。

「残りの1割は?」ですが、さすがラットレー、すぐに分かる味を足して10割という単純なブレンドにはしませんね。柘製作所のカタログによると微量のラタキアも加えられているそうですが「言われてみれば入ってるのかなぁ」程度です。あと、ブラックキャベンティッシュの素材のものか、素のヴァージニアもブレンドされているのかは分かりませんが、ヴァージニアも。その他諸々あわせて残りの1割。というわけで「篠田麻里子の95%はカワイイでできている。文句ある?」風に「Rattray’s DARK FRAGRANTの1割はラットレー感でできている。文句ある?」としてお茶を濁しておきます。

パイプ煙草も料理と一緒ですよね。安い料理でも「食えたもんじゃない」なんていうのは滅多に無くて、それなりに旨い。だから料理として継続している。高い料理との差は素材が良いのは当然として、料理人が手間をかけて微妙な味を出していて、その「微妙」が味わいたくて金を払っている部分ってかなりあると思うんですよ。それでいくとやっぱりラットレーのタバコは、ちょっとお高い値段相応に、「高級品」のもつ微妙な味わいが含まれていると思います。

なお、このブレンドは味はマイルドですが、タバコとしてのキツさはそこまでマイルドじゃないので、旨いからといって調子に乗ってハイペースでスパスパやってるとそれなりキます。

実に旨いブレンドだと思います。ラットレーは外さないですね。納得の旨さ…お薦めです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です