G. L. Pease QUIET NIGHTS (G.L.ピース クワイエット ナイツ)

味わいを攻略?しがいのある、G.L.ピースらしい繊細な味わい。

G. L. Pease QUIET NIGHTS (G.L.ピース クワイエット ナイツ)
G. L. Pease QUIET NIGHTS (G.L.ピース クワイエット ナイツ)
豊かで深みがあり、瞑想にふけるような味わい…円熟したレッドヴァージニアと高品質のオリエンタル、スモーキーなキプロス産ラタキアに一つまみのアカディアンペリクを加え、ケーキ状に圧縮、熟成したのちにカットしました。洗練された味わいとエキゾチックな香りが、静かな時を映す美しい背景を与えてくれます。
(パッケージの説明文をさぼ亭主人が翻訳)

US$ 10.69/2oz 也。(税・送料別)

「McClelland Collector Series: Tudor Castle (マクレーランド チュードル キャッスル)」のレビュー記事を掲載した際にコメントで教えていただいたブレンド。ヴァージニア+オリエンタル+ラタキア+ペリクというほとんど全部入りのブレンドになります。

チュードルキャッスルはヴァージニア+オリエンタル(Yenidje)+ペリクで葉組が比較的似ているものの、こちらにラタキアが含まれており、味わいはかなり違いますね。「全部入りだけどしいて言えばオリエンタル」なチュードルキャッスルに対して、クワイエットナイツは序盤からラタキアを強めにプッシュしてきます。

ただしそこは G.L.ピース、単純にラタキアプッシュというわけではゴザイマセン。じっくり味わうと「あれっ、オリエンタルも結構効いてる?」となり、オリエンタルに意識を向けると「おやっ、意外とペリクも…」となる。味わいを見切ったるもりで終盤に入ると、今度はまた一周回ってラタキアが立ち上がってきて序盤の印象に回帰するという、攻略(笑)しがいのあるブレンドです。チュードルキャッスルが味わいをパラレルに展開してくるのに対して、こちらはシリアルに展開してくるイメージでしょうか。

ただ、個人の好みの範疇ではありますが、旨いとはいえ絶賛レベルではないです。あと、味わいが全般を通して濃い口なため若干疲れてしまうかな。

似たようなことを今まで何度も書いていますが、G.L.ピースはメンドクサイというか策士なブランドですね。喫っていて油断できないため、いまいちリラックスできない。上述の通り味わいが変わるとはいえ、各瞬間の味わいが私の嗜好に対して最高級のエクスペリエンスを提供してくれるというわけでもないためヘビーローテーション候補にはならないです。よくできたブレンドなのはわかるんですけど…。

このブレンドはラフに味わうと面白みがないため、生活の中でのパイプ煙草シーンの位置づけによって常喫するかたまに味わうかも変わってくるかと…引退して悠々自適で日がな一日パイプをふかしているような暮らしができれば、私の中の評価もまた変わってくるでしょう。まぁ、ビギナーよりはある程度色々なブレンドを知っているパイプスモーカー向きであることは確かですね。


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