Mac Baren Navy Flake (マックバレン ネイビーフレーク)

外連味の無いネイビーフレーク。「これで良いじゃん」

Mac Baren Navy Flake (マックバレン ネイビーフレーク)
Mac Baren Navy Flake (マックバレン ネイビーフレーク)
入念に選別されたバーレー、ヴァージア、そしてマックバレンオリジナルのキャベンディッシュをプレスして、数週間熟成させてからフレーク状にカットしました。
プレスの過程により実現した、ゆっくりとした、クールな燃焼が、究極の喫煙を実現します。
(パッケージの説明文をさぼ亭主人が翻訳)

US$12.99/100g也。(税・送料別)

ネイビーフレークでは、以前「SAMUEL GAWITH Navy Flake(サミュエル・ガーウィズ ネイビーフレーク)」を紹介しましたが、SG (SAMUEL GAWITH) のはラタキアとヴァージニアなのに対して、こちらはラタキアが無い代わりにバーレーが含まれており、葉組が違います。ただ、SG のネイビーキャベンディッシュも、そこまでラタキアが主張してくる味ではないので、大まかな味のイメージは結構似ていますね。

開封するとラムの香りが漂い、7.5cm×4cm程の長方形にキレイにカットされたフレークが2列に並んで顔を出します。SG のと違い水分は多くないので、特に乾かさずにそのまま折り畳んでパイプに詰めれば、快適に喫煙できます。パッケージの説明文に

ゆっくりとした、クールな燃焼が、究極の喫煙を実現します。

とある通り、確かに燃焼速度は遅く、過燃焼もしにくいのでかなり喫いやすいですね…これが究極の喫煙と言えるかどうかは分かりませんが。 「ネイビーブレンドとは何ぞや?」については、「McClelland Matured Virginias: Navy Cavendish (マクレーランド ネイビーキャベンディッシュ)」について書いた時に調べた通りで諸説あるようですが、マックバレンのこれについては、その中でも

船乗りが航海中に世界中で入手した煙草をごちゃ混ぜにしてドンドン容器に突っ込んで、航海中にプレスされた煙草の総称

という説に一番マッチしていて、要するに「なんか色々渾然一体となっている」という感じ。ネイビーブレンドらしく、ラムフレーバーのヴァージニアを基本としながらも、下地のバーレーが無造作に所々顔を出し、カオスな味わいを演出します。コントールされた繊細なカオスというよりは雑なカオスですが、これはこれで気軽で良いなぁと思えて好印象。

今までレビューした他のネイビーブレンドに比べると、甘さは控えめで、全体的に薄口ですけど、ネイビーブレンド感はシッカリとあります。味の変化は少ないので、燃焼速度の遅さ(=長く喫える)も相まって、気の短い人だと途中で飽きてしまう可能性は否定できません。ただ、外連味の無い味なので、飽きたとしても喫い続けるのが苦痛になるような事は無いかと。

なんというか、喫えば喫うほど「これで良いじゃん」という感じの、巧い落としどころのネイビーブレンドだという印象が強まります。これを「苦手」と感じる人はおそらくいないであろう無難な味と喫いやすさ、さらに若干安めなので、フレーク煙草の入門用としてもお薦めできるブレンドです。また買っちゃいそう。

【2016年11月5日再レビュー】最初のレビューから3年以上経ち、その後味わったブレンドも増えたので以下に追記します。

久々に喫った時に葉組をすっかり忘れていたのですが、最初の一服で「うわ…むっちゃバーレー!」と感じたほどで、「ネイビーブレンド」をうたっているブレンドの中ではかなりバーレーが強いですね…ひょっとするとブレンドのバランスを若干変えたのかもしれません。上述の初回レビューで「下地のバーレーが無造作に所々顔を出し、カオスな味わいを演出します。コントールされた繊細なカオスというよりは雑なカオスですが」と書いている印象はその後も変わらないものの、バーレーの角が立っていることでネイビーブレンド独特のモワーッとした丸みがスポイルされているように感じました。

水分が少なく、きちんとカットされた薄めのフレークで火つき、火保ちが良いため、フレークに慣れていない方でも簡単に楽しめる点は相変わらずの美点です。ただ、バーレーがあまり好きではない方にはあまりお薦めできないです。

この再レビュー時の自分の中では、ネイビーブレンドは「細かいことを気にせずにダラダラと楽しむ」や「他のことをしながらのながら喫煙」というニーズに向いているブレンドという位置付けです。そうなるとこの角の立ち方が気になってしまうんですよね。

というワケで、再レビューで評価が下がったブレンドです。次は当分ないかな…。

 

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